疑問を持ったり考えてみる大切さ



昨晩の未来経営塾は大阪国際大学准教授の谷口真由美さんに

「ビジネスと人権」というテーマでお話いただきました。

 

ビジネスと人権の講習風景

 

柔らかな関西弁ながらも、お馴染みどストレートに語る谷口さんの言葉に、

みんなハッとさせられっぱなしでした。

 

人権のイメージについて全員に意見が求められました。

個人の受け止め方はいろいろですから、そこに正解はありません。

 

でも「なんとなーく触れない方がいいテーマ」だと空気を読むことに慣れている私たちには

「一度ちゃんと考えてみることで、頭の中に疑問や納得、不協和音を起こさせる」

にはいい機会だったのではないかと思いました。

 

セクハラ資料の表紙

 

セクハラについてもどストレートに切り込む谷口さん。

配布資料に厚生労働省の「職場のセクハラ対策資料」というのがあったんですが

厚労省(=政府)が作った対策を財務省(=政府)がいの一番に守ってへんのは

どういうことやねん、という谷口さんの言葉に強く共感しました(笑)

 

オリンピックの調達コード、

これはすべての企業に通じる内容でした(私はよく知りませんでした)。

オリンピックに使われる、あらゆる商品やサービスに対して

細やかなチェックが求められています。

かなり極端な例を言うと、商品を作るために児童労働させていないか、などなどです。

 

2020年のオリンピック、世界中から人々がやってきます。

その時に日本が堂々と胸を張れるかが試されるいい機会なのだと思います。

谷口先生、ありがとうございました!

 

人権とビジネスの講義を聞き終わったロスゼロ文美月社長

 

投稿者プロフィール

代表:文 美月
代表:文 美月監修者
株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は長風呂。