再生可能エネルギーとは【その2】メリットと課題



こんにちは、西村です。

 

【その1】では地球温暖化が私たちの生活にどのような影響を

もたらすのかについてお話しました。

今回は、解決の糸口ともいえる再生可能エネルギーの

メリットと課題について触れていきたいと思います。

 

 

再生可能エネルギーのメリットは?

 

 

温室効果ガスの削減

 

再生可能エネルギーを定義づける最も重要な特徴ですね!

 

 

エネルギー自給率の向上

 

実は日本のエネルギー自給率は、11.8%ととても低い水準です。

地下資源に乏しい日本は、

石炭・石油・液化天然ガスといった化石燃料を

海外から大量に輸入することで国内のエネルギー需要を賄っています。

食料自給率の低さについても言えることですが、

生活に必要不可欠なものを海外に依存している状態には

様々なリスクがありますね。

 

化石燃料ではなく、太陽光や風力など

身の回りにあるエネスギーを利用する

再生可能エネルギーを発電の主体にすることで、

エネルギー自給率を上げることができます。

 

地域の活性化

 

再生可能エネルギーはそれぞれの地域の特性に合わせて、

その地域が主体となって小さく導入することができるエネルギー源です。

また、再生可能エネルギーは化石燃料発電と比べて

同程度から10倍の雇用を生み出すことができるとされており、

地域の雇用創出にもつながります。

 

非常時の電源

 

再生可能エネルギーは燃料を運んでくる必要がないため、

災害時でもその設備があれば発電することができます。

また、それぞれの地域ごとに発電することができるため、

大規模停電などが発生した場合でも、

独立して特定の地域内で電力を供給することができます。

 

再生可能エネルギー導入加速化の必要性(環境省)

 

 

再生可能エネルギーの課題

 

再生可能エネルギーには解決すべき課題もいくつかあります。

 

 

導入可能場所が偏在している

 

まず、再生可能エネルギーはどこにでも導入できるわけではありません。

太陽光発電なら日当たりの良い広い土地、

風力発電なら強い風が安定して吹く土地、

というように適した環境が必要です。

より小さい設備でも効率よく発電が出来るようになれば、

もっとたくさんの場所に導入できる可能性が広がります。

 

 

生態系への影響

 

また、大型の風力発電や水力発電は設備を建設するときに、

その地域の自然環境や生態系を破壊する恐れがあります。

いたずらに自然環境を破壊することがないよう、

事前に綿密な調査・計画が行われる必要があります。

 

 

不安定である

 

再生可能エネルギーによる発電量は

天候や風の有無など自然現象に左右されます。

しかし、電力はいつでも安定的に供給されなければいけません。

そのためには、水力、地熱、バイオマスなど、

できるだけ安定した再生可能エネルギーを利用したり、

たくさん発電できたときに余った電力を蓄電したり、

その電力で水素を作って溜めておく技術の発達が、必要不可欠です。

 

様々な再生可能エネルギー

 

 

太陽光発電

 

太陽光発電では、他の再生可能エネルギーのように

タービンを回して発電するのではなく、

太陽電池を用いて光エネルギーを電気エネルギーに変換します。

実は設備容量(その設備によって発電できる最大量)でいうと

日本の太陽光発電の規模は世界3位になっています。

 

 

風力発電

 

大きな施設を建設しないため比較的設置が簡単で、

ランニングコストも安い電力です。

しかし、日本は陸地の地形が複雑で風向きが安定しにくく

発電に向いた土地があまりありません。

一方、島国である日本にとって、

比較的安定した風が吹く海の上は魅力的な発電場所になりうるため、

特に洋上風力発電が注目されています。

 

バイオマス

 

バイオマスというのは動植物などから生まれた生物資源のことです。

間伐材、食品廃棄物、家畜の糞尿など様々なものが含まれます。

利用方法も様々で、直接燃やしたり、

発酵させてメタンガスを生成し利用したりします。

廃棄されるはずだったものを再利用することで、

環境改善に役立てることができます。

 

バイオマス燃料に関して、以前ロスゼロブログでも取り上げています!

実は食品ロスとも関係が深い「再生可能エネルギー」のお話 –

 

 

水力発電

 

水の流れる力を利用して発電します。

大規模な水力発電はすでに開発されており、

また生態系への影響も大きいことから、

最近は小水力発電が注目されています。

小水力発電ではダムのように水を溜めることなく、

流れをそのまま利用して発電します。

河川だけでなく、農業用水、工業用水、上下水道など

身の回りの様々な水力を利用することができ、地域密着型の発電です。

 

地熱発電

 

地下数km〜数十kmのところにある

マグマだまりによって温められた熱水や水蒸気を用いて、

タービンを回し発電する方法です。

熱水の温度が十分高くない場合には、

より沸点の低いペンタンという物質を

熱水によって温めることで気体にし、発電する方法もあり、

バイナリーサイクル方式と呼ばれています。

天候に左右されずに発電できるのが特徴です。

火山や温泉の多い日本は、実は世界三位の地熱資源大国であり、

地熱発電のポテンシャルは高そうです。

 

他に発電とは異なりますが、

再生可能エネルギーとして以下のようなものもあるそうです。

 

例えば雪氷熱。雪氷熱??

これは冬の間に降った雪や冷たい外気で作った氷を、

低温が必要になる時期に利用するというもの。

JAびばい「雪蔵工房」という玄米貯蔵施設では、

消費電力を従来の半分にすることができたそうです。

 

そして地中熱

地下10m〜15mでは年間を通して温度があまり変わらないため、

大気に比べて、地下のほうが冬は暖かく夏は涼しくなります。

この地上と地下の温度差を利用して、

より効率よく冷暖房などを行うことができるそうです。

 

調べていて、こんなものもエネルギーとして利用できるのか!

と着眼点やアイデアに驚きました。

身の回りに隠れたエネルギーってたくさんあるんですね。

 

総論|再エネとは|なっとく!再生可能エネルギー

 

 

省エネにする努力が不可欠

 

再生可能エネルギーの導入は、

温室効果ガスの排出量を減らし気候変動対策に取り組む上で

欠かせないものです。

 

ただ、どのようにエネルギーを生み出すかだけではなく、

同時に私たちが消費するエネルギーを減らすことも重要です。

 

貯金を増やしたいなら、たくさん稼ぐことも大事ですが

無駄遣いをしないことも同じくらい大事ですよね。

 

一人一人の積極的な省エネが地球と私たち自身の未来につながっています。

例えば、使っていない機械の電源を切るとか、

冷暖房を適切な温度設定にするとか、

ちょっとしたことでもできる事はたくさんあります。

 

環境省のホームページから省エネ行動のヒントを見つけることができますよ!

COOL CHOICEとは|COOL CHOICE 未来のために、いま選ぼう。

 

地球温暖化の進行によって様々な影響が現れています。

このまま私たちが生活の仕方を変えなければ

取り返しのつかないところまで進んでしまします。

どちらの未来を私たちが選択するのか、

それを決めることができる最後のチャンスが今だと思います。

 

すなわち、

温室効果ガスを減らす生活をして気温の上昇を食い止めるか、

このままの生活を続けて、自然災害や食糧難が多発し、

動植物がいつの間にか絶滅した世界で生きるかの二つに一つです。

 

今回の記事を読んで、地球温暖化や再生可能エネルギーについて

少しだけ知ったことをきっかけに、

そういった情報に以前より興味を持っていただいたり、

普段の生活の中でも省エネを心がけていただけたら嬉しいです!

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

関連ブログ 「再生可能エネルギーとは【その1】地球温暖化で何が起こる?

 

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