こんにちは。ウェブ担当の前川です。
1/11に行われたロスゼロカフェ。
ロスゼロ代表の文美月と、カナダからのお客様アンジーによる
食品ロス削減対策講座に続き、
会場提供していただいた、R・Jの林オーナーからの
環境問題のお話。
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林オーナーが「エコプレッソ」を開発された経緯は
・日本ではあまり飲まれないエスプレッソを美味しく楽しんでもらいたい
↓
・食べられる可食器カップ、「エコプレッソ」を開発。
↓
・この「エコプレッソ」を使って、地球環境改善に貢献したい
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開発されたエコプレッソを使って、海洋プラスチック削減に向けた
基金を設立。積極的に活動されていますが、
環境問題や食品ロス問題への日本の遅れを感じるといいます。
ニュージーランド航空では、2019年に開発された可食器カップを、
機内食に採用、話題になりました。
ヨーロッパでも、2019年、European Innovaitve product of the yearに
選ばれた可食器があります。
R・Jでは2016年からエコプレッソを開発・商品化しています。
日本では、インスタなどで取り上げられていますが、
まだまだ広がっているとは言えません。
割れたらどうするの?素手で触るの?漏れるんじゃない?
などの日本人特有の繊細な感覚が、
可食器の存在がなかなか広がらない理由ではないか。
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でもそういうことではなく、
エコプレッソを通じて環境問題の深刻さを知り、
改善に向けて意識を持つ。
ということが大切なんです。
それがSDGsにもつながります。
と、林オーナーは話してくださいました。
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続いては、
ロスゼロ営業部長兼小学生ジャーナリストみっちゃんとお母様による
ケニアの食品ロスについて。
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こちらの内容はロスゼロブログでもご紹介しています。
みっちゃんのお母様が強く感じたとお話してくださったのは
ケニアは食品ロスや環境問題に対して、
日本よりずっと”先進国”であるということ。
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ケニアでは
レジ袋を持っていると警察に捕まる。
エコバックは当たり前。
ストローも紙製。
便利であることは悪いことではありませんが、
日本はここで少し立ち止まって、
不便であっても自分たちでもできる
環境対策を考えてみる必要があるのかもしれません。
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田中愛子教授のお話。
教授は、家庭の食卓から地球の未来に革命を起こそう!
「食卓の上のフィロソフィー」というお話をしてくださいました。
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1.毎日心を込めて料理をしよう
2.食べられる植物を育て、土の恵みに感謝していただこう
3.人と語り合い、笑顔のたえない食卓をみんなと囲もう
4.食卓にある器や道具に込められた美しさを楽しもう
5.すべてのレシピに込められた知恵と愛情を感じよう
6.世界の食の歴史や文化の多様性を尊重し、体験しよう
7.美しくいただくためのマナーを大切にしよう
8.世界で今、何が起こっているのか?自然環境や食の問題に目を向けよう
9.持続可能な未来を担う子どもたちにすこやかでおいしい食卓の体験を
10.健やか食と暮らしのために、毎日の食卓から革命を起こそう
この10のアクションを食と地球の未来に向けて提唱されています。
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日本にはたくさんの素晴らしい文化があります。
季節を感じ、食にも深く関わった文化です。
おせち料理・節分・桃の節句・端午の節句など。
そのたびに使う特別なお道具を持ち、
宗教に関係のない日本独特の習わしが受け継がれてきました。
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時代と共に少し形が変わりつつある、
日本独特の伝統や文化を改めて大切にしながら
日々の暮らしを丁寧にすることで
もちろん家庭で起こる食品ロスは減らすことができ、
また、子どもたちも食品や道具を大切に扱うことができるようになるでしょう。
食品ロス削減の原点は、
もったいないものを減らす、
日本人の習慣を活かし食べ物を大切に
最後までありがたくいただくことに尽きるのだと、
田中先生のお話から再認識できました。
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今回のロスゼロカフェでは、
食品ロス削減と地球環境問題は密接に関係していることを
改めて認識することができました。
~1/11「ロスゼロカフェ」レポートブログ~
食品ロス講座その1(ロスゼロの取り組み・カナダのお客様)
食品ロス講座その3(子ども食堂)
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ロスゼロは、食品加工メーカーで様々な原因によって発生する
食品ロス予備軍を直接消費者や企業につなげ
食品ロス(フードロス)の削減を目指す通販サイトです。
日本に溢れる「もったいない」を
ネット通販を通じ、より気軽に、よりポジティブに削減し、
次の笑顔へつなげる取り組みを行っています。
また、ロスゼロはSDGs12番「つくる責任・つかう責任」を
メインとして取り組んでいます。
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