ロスゼロカフェ/食品ロスと環境問題を学び考える会(その3)



こんにちは、ウェブ担当の前川です。

 

1/11に開催しました、ロスゼロカフェ。

 

食品ロスお勉強会に参加された方のうち、

「子ども食堂」の運営に関わる方が数名いらっしゃいました。

 

みなさん「子ども食堂」ってご存知ですか?

 

日本は飽食の国。

食生活には恵まれた国であり、貧困という言葉も

あまりピンとこないかもしれません。

 

そんな社会の中にありながら、

実は貧困が存在します。

 

そして、貧困だけでなく、孤食と言われる、

一人で食事を摂る子供もたくさんいるのが現実です。

親御さんの仕事が忙しく、

家族揃って食事を摂ることができない。

手作りの食事を食べることができない。

理由はそれぞれ。

食事を楽しむ親子

そんな子どもたちに、

手作りの温かい食事を楽しくおしゃべりしながら

一緒に食べる空間を作ってあげたいと、

活動されている団体が現在日本全国に約3700か所あるといわれています。

 

しかし、この活動にはたくさんの課題があります。

 

今回、具体的な課題のいくつかを話していただきました。

・定期的・毎日運営できるようになりたい

・食材(寄付で賄う)や場所の安定確保

・ボランティアの人員確保

・会場が足りない(校区外だと行けない)

・「子ども食堂」に通うこと自体がいじめの元になる。

 

子ども食堂で使われる食材については、

生産者や企業からの寄付や

フードバンク・フードドライブといった

食品ロス予備軍を集める仕組みを利用して確保しています。

 

しかし、こどもたちへの温かい思いから始まったこの活動。

ボランティアで行うために、運営が難しい団体もあります。

 

また無料で食事を提供しているために

そこへ通うことで、いじめに発展することがあり

学校側から子ども食堂をやめてほしいと言われることも。

 

本末転倒です。

今回のロスゼロカフェに参加された、

JUNBOw(じゅんぼう)さんは、

子ども食堂を食堂としてだけではなく、

子どもが集まりやすいコミュニティにし

継続できるようなシステムへ変えていくために

できることを。という

「ニミリぷろじぇくつ」という活動をされています。

 

たくさんの子どもに、温かい空間と

いろいろな事を知り、豊かな心を育むチャンスを。

そんな場所を作る事ができれば、

人と人との距離が縮まり、

もっと温かい社会が生まれるかもしれません。

 

JUNBOwさんのプロジェクト、

日本全国の子ども食堂、

どちらも食品ロス削減対策の一つです。

今後ロスゼロも、情報交換していきたいと思っています。

ロスゼロカフェに参加した人たち

 

今回のロスゼロカフェでお話をしてくださったみなさん。

 

みなさん様々な角度から、食品ロスの問題を考え、感じ

様々な取り組みを行っていらっしゃいます。

 

みなさんと一緒にこれからも協力しながら、

食品ロスを減らし、豊かな生活になるように、

ロスゼロは、大阪から日本全国へ情報を発信していきたいと思います。

 

~1/11「ロスゼロカフェ」レポートブログ~

食品ロス講座その1(ロスゼロの取り組み・カナダのお客様)

食品ロス講座その2(エコプレッソ・ケニアの食品ロス・食卓の上のフィロソフィー)

食品ロスと環境対策を感じる

 

シェフがソースをかけている

次回ロスゼロ食堂の開催も決まりました。

初のロスゼロフレンチになります。

お近くの方はぜひご参加ください^^

 

~1/11「ロスゼロカフェ」レポートブログ~

食品ロス講座その1(ロスゼロの取り組み・カナダのお客様)

食品ロス講座その2食品ロスと環境問題を学び考える会

 

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 ロスゼロは、食品加工メーカーで様々な原因によって発生する

食品ロス予備軍を直接消費者や企業につなげ

食品ロス(フードロス)の削減を目指す通販サイトです。 

日本に溢れる「もったいない」を

ネット通販を通じ、より気軽に、よりポジティブに削減し、

次の笑顔へつなげる取り組みを行っています。

  また、ロスゼロはSDGs12番「つくる責任・つかう責任」を

メインとして取り組んでいます。

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投稿者プロフィール

営業:前川
営業:前川
ウエブ担当の前川です。子供の野球観戦のため、年中日焼けと戦っています。昔から大好きだった書道を最近また始めました。今は「相田みつを」さんのように、絵のような素敵な文字をプレゼントできるようになりたいと、修行中です。

----------【監修者:文 美月】----------

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は長風呂。