堺市 市立高校教諭 給食持ち帰り問題について



こんにちは 代表の文美月です。

 

大阪府堺市の 市立高校の教諭が、

給食で残ったパンと牛乳を持ち帰っていたと、

大きくニュースになっていますね。

※給食の残りのパン、牛乳31万円分を持ち帰る 堺市教委、高校教諭を減給処分
(産経ニュースより)

 

 

今回の件で感じたのは以下の通りです。

 

  • 残ったものをそのまま廃棄するのはやはり

もったいない。

2030年までに日本の食品ロスを半減させることをSDGsでも

うたっており、食育や環境面についてこれから生徒が

しっかり学ぶ時代である。

しかしその一方で、食べ物を大切にしようとした人を

厳しく罰するのは矛盾が生じている。

行政が、仕組みそのものを変えて行くことが必要。

 

  • ただし、男性が一人で判断し持って帰るべきではなかった。

まずは学校に持ちかけ、行政や学校、教育委員会など全体で

考えて、今後取り組むべき問題。

 

  • 子ども食堂など非営利団体への寄贈も考えられるが

持ち帰ると、消費期限と安全性の問題が発生する。

 

現状では食中毒などが起こると、持って帰った人の責任ではなく

製造者の責任。

どこまでが製造者責任で、どこから持ち帰った人の自己責任かを

線引きするのかは、今後の課題。

 

  • 現状での対策は、持ち帰らずその場(学校)で

食べ切るのが望ましい。残ったものを学校全体で把握し

希望者に分けるなどする。

 

  • そもそも論としては、余らないように製造調整の

精度を上げる。パンは消費期限が短いが、牛乳は

まだ翌日も飲めるので、そちらに回す。

 

  • 今回のことが社会への問題提起となって

考える機会になったこと自体はいいことだ

 

学校給食の実施に伴う調理くずや食べ残しなどの食品残さは、

児童1人当たり年間17.2kg、日本の学校給食全体で5万トン発生

(環境省HPより)

 

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投稿者プロフィール

代表:文 美月
代表:文 美月監修者
株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は長風呂。