【インド出張レポート】
国内線でグジュラード州・アーメダバードへ移動。
インド最高峰の経営系の大学があり、
そこに併設されているインキュベーションセンターを訪問。
スタートアップを全面的に支援してしており、
「彼らに売れないものは存在しない」と異名をとるくらいの施設だとか。
プロダクトアウト型ではなく、ちゃんとマーケットの方向を向いた、
いわゆるデザインシンキングなんだと思います。
「マーケットをいかに入るか(既存のマーケット参入)」ではなく、
「自分たちがどうマーケットを作り出すか」というニュアンスでした。
このインキュベーションセンターではワークショップ、
資金調達面でのバックアップ(ファンド3つ)、
非常にしっかりしたメンター制などなど、サポートが非常に充実。
スタートアップがビジコンなどに応募するアプリは18,000個ほどだそうで、
ブラッシュアップされたわずかなスタートアップが
6ヶ月のアクセラレーション・プログラムを受け、最終的には5~6個に。
なんと熾烈なことか。
ちなみにこのインキュベーションセンターでは多くの失敗例も共有されていて、
これも非常に大切なサポートだと思いました。
日本では一度失敗すると残念ながらやり直しが難しい社会ですが、
ここではスタートアップが思いきってビジネスに踏み出せるように、
ベーシックインカムのスタートアップ版があるそう。
もちろんそういうのに頼るようなマインドの人は全くおらず、
ひたすら向上を目指し、何倍何十倍になるそうですが。
シリコンバレーでもインド人の存在感は大きいですが、
13.7億人のトップ層はいったいどれだけ頭がいいのか、もはや私には想像もつきません😆
参考:
・Center for Innovation Incubation&Entrepreneurship(CIIE)
【インド出張レポート】
・番外編