日本の難民問題



 

初めまして。大学3年生の山本です。 

 

大学では経済学を学んでいます。 

 

地元の百貨店での食品ロスに取り組む企業の紹介を新聞記事で見かけたことが、

ロスゼロとの出会いです。

 

コロナ禍でどうしても行動の制限があり、

せっかくの大学4年間を何もせずに終わるのはもったいないと思いつつも、

何をすればよいのかわからない状態でした。

そんな中ある新聞記事を見つけ、

環境問題や食品ロスに興味のある学生がインターンとして

各地で積極的に参加しているということに刺激を受けました。 

 

私は「食」に興味があります。

コロナ禍で料理をする機会が増えました。

 

そんな中で、数々のボランティア活動をしている友人から、

難民センターで食事を作ってみないかという誘いを受けました。 

 

今回は、難民センターでの私の体験をもとに、難民についてお話します。 

 

 

難民センターでの活動 

 

二月に難民センターで昼食を作るお手伝いをさせていただきました。 

 

難民センターの活動としては

食事の提供や医療支援、日本語学習支援が行われています。 

 

現在は 6 人の難民の方々が生活しています。 

 

 (出典:私たちの支援活動 | NPO法人 アルペなんみんセンター (arrupe-refugee.jp)) 

 

 

昼食提供

 

今回、お別れ会があるので、

日本食をふるまってほしいとの依頼が来ました。 

 

そこで… 

 

・なめこと豆腐の味噌汁 

・ひじき 

・カボチャの煮物 

・トマトの塩昆布和え 

・おろしポン酢の鶏のから揚げ 

・ちらし寿司 

・キャベツの千切り 

 

を作りました。

 

 

↑ちらし寿司は別途で自由によそえるように置きました。 

 

食べ慣れない物はあまり口にしない人もいるそうですが、

幸いみんなおいしい、おいしいといって食べてくれました!

皆さん笑顔が素敵で、日本語もとても上手でした。 

 

一見すると、みんな心身ともに元気な印象を持ちました。

しかし、彼らがここに来るまでの経緯は様々だそうです。 

 

 

 

難民とは

 

「人種、宗教、国籍、政治的意見や

または特定の社会集団に属するなどの理由で、

自国にいると迫害を受けるか

あるいは迫害を受けるおそれがあるために他国に逃れた」人々

 

と1951年の難民の地位に関する条約では定義されています。 

 

しかし、現在は政治的な迫害の他にも、

武力紛争や人権侵害などを逃れるために、

国境を越えて他国に庇護を求めた人々をさすようになりました。 

(出典:難民とは? – UNHCR Japan) 

 

2019年度における国外へ逃れた難民の多い国は、

シリア、ベネズエラ、アフガニスタンなどです。 

 

 

(出典:難民の出身国・受入国 | 国連UNHCR協会 (japanforunhcr.org)) 

 

 

 

日本に来る難民

 

日本に難民は何人ぐらい毎年来ているか知っていますか? 

 

令和3年における難民認定申請者数は3936人でした。 

 そのうち難民認定手続きの結果、日本での在留を認められた外国人は91人でした。 

つまり約2%しか難民として認定されず、他の人達は帰国を強いられます。

 

なぜ、2%の人々しか認められないのでしょうか。

 

法務省の見解としては、

「難民条約に照らして難民と言える人の来日自体が少ない。だから認定も少ない」

からだそうです。

一方でドイツなどとは違い、

日本の法務省は条約難民だけを難民とみなし、

紛争地から逃れてきただけでは難民と認めない方針を貫いています。 

 

(出典:令和2年における難民認定者数等について | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)

日本の狭き門 なぜ難民認定が少ないのか:朝日新聞GLOBE+ (asahi.com)) 

 

この申請を受けれるかどうかを待つ間、

難民の方々は入管(入国管理局)に滞在します。

滞在期間は個人差があり、

私が出会った1人の難民の方は5年間いらっしゃったそうです。

 

実は、入管の環境はものすごく劣悪なのです。 

 

ある難民センターにいる方がいた入管は、

狭い部屋に4、5人が一緒に過ごし、外に出られる時間もほとんどなく、

足腰も弱っていく一方だったそうです。  

また、食事も食中毒を避けるために生野菜や果物はなく、

揚げ物ばかり出てきたそうです。

その、揚げ物も中身より衣が分厚いものばかりだったそうです。 

ブログ | NPO法人 アルペなんみんセンター (arrupe-refugee.jp)) 

 

そんな劣悪な状況下で今年3月には入管に滞在中の

外国人に死者が出てしまいました。

 

入管にいる人々の生活環境の質の悪さは明らかです。 

ではどのように私たちは取り組めば良いのでしょうか。

 

SDGsの観点から難民問題にどのように取り組めばよいか考えましょう。

 

 

 

SDGsと難民

 

難民問題は、実は幾つもの項目につなぎ合わせることが出来ます。

ここでは3つに絞って、紹介します。

 

 

1.貧困をなくそう

難民の生計向上と自立支援のための職業訓練やスキルトレーニング、

雇用機会の拡大、尊厳の維持

 

→積極的にボランティアに参加し、自立支援をサポートする。

例えば、日本語を難民に教えることで、日本での食の選択肢を増やす手助けをする。

 

2.飢餓をゼロに

安全な水と食料が得られる環境づくり。

栄養不良や疾病への早期検診や安全な水と衛生の確保

 

→まず、私たちは水を無駄遣いせず、食べ残しをなくす。

難民問題に関しては、入管の環境を改善するよう声を挙げるところから。

 

10.人や国の不平等をなくそう

人権と尊厳を侵害し、紛争や迫害の原因となる差別をなくすための政府との対話

 

→日本に来た難民にも平等に職を得られるチャンスを与える。

(出典:UNHCR x SDGs(持続可能な開発目標) – UNHCR Japan

 

 

 

 

 

難民支援の活動事例

 

難民問題に関しては、実はたくさんの学生団体が、

解決に向けて取り組んでいます。

 

J-FUNユース

「スーツ」や「作業着」を着た専門家による難民支援ではなく、

学生にできる「普段着の難民支援」を目指して2007年に発足した学生団体。

活動内容は学習サポートや、

時事de難民という難民のニュースをFacebookで発信しています。

(出典:J-FUN ユース | 東京都 (jfunyouth.com)

 

CLOVER〜難民と共に歩むユース団体〜

難民をはじめとする日本で暮らす外国人の方々が、

それぞれの生き方や何気ない毎日に、希望を持ってもらえるよう活動する、

筑波大学生を中心とした学生団体。

被収容者の方々に面会し、お話しさせていただいたり、

お話を伺ったりすることで、少しでも近くに寄り添い、

ともに歩むことを目指す面会活動を行ったり、

イベントなどを通して仮放免者の方々と交流しています。

活動紹介 | CLOVER~難民と共に歩むユース団体~ (cloveryouth.jp)

 

他にも様々な学生団体があります。気になる方はこちら↓をクリックしてみてください。

難民支援に携わる学生団体の紹介 | 国連UNHCR協会 (japanforunhcr.org)

 

 

まとめ

 

今回、難民センターでのお手伝いを基に、日本の難民について紹介しました。

 

まずは、難民問題が遠い国の話ではないことを知っていただければと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

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 ロスゼロは、食品加工メーカーで様々な原因によって発生する

食品ロス予備軍を直接消費者や企業につなげ

食品ロス(フードロス)の削減を目指す通販サイトです。 

日本に溢れる「もったいない」を

ネット通販を通じ、より気軽に、よりポジティブに削減し、

次の笑顔へつなげる取り組みを行っています。

  また、ロスゼロはSDGs12番「つくる責任・つかう責任」を

メインとして取り組んでいます。

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