私は、誰かの人生を変えられたのだろうか?



事業の傍ら、私が人さまの前でお話をさせていただいたのが、

累計で約7000人を超えていた(講演やディスカッション・大学での授業)。

 

いやあ、けっこう積み重なるものです。

※私の人生ビジョンの一つに「若者や女性、社会的マイノリティの役に立つ」

というものが確固としてあります。

 

人さまの人生、ひいては日本を変えるというKPIはないし抽象的。

単純に測れるものでもない。

でも自分には明確なビジョンがあるにも関わらず、

やっていることは具体性に欠けているのかもと思った。

 

どうしてそんなことを書くかというと、

 

今日お話した方が

「〇〇というプロジェクトは、実のところ日本の女性を変えてると思います?

どんな数字だったら効果があると言えるんでしょう。

はっきり分からないなら国はその施策を続けにくいですね」というようなことを仰っていました。

 

私はそのプロジェクトに深く関わってないからよく分からないというのもあるけれど、

国のプロジェクトであれ自分のやってることであれ、

そんな解を考えたことがなかったのではっとした。

 

女性の起業の数?売上の伸び?資金調達額?雇用創出?

うーん、とても大事だと思われる子育てや家事の分担を達成しても数字にできない(笑)

 

そして「日本の女性を変えるために今どんなアクションが必要だと、文さんは思われます?

具体的にできるアクションって何でしょう」と言われた。

 

その答えは到底一つに絞れない。社会構造が複雑に絡み合ってるから。

でも社会や周りが変わるのを待つのは何とも野暮で、

まずはみんなが主体性を持って自分が変わらなきゃ何も進まない。

 

私が人さまの人生を変えるなんておこがましい、そう思ってたけど、

どうせやるなら自分のアクションが誰かのアクションに

どうすればもっとつながるのかを考えて動きたい。

 

単純に測れるものでもないにせよ、自分が意識を持つことは大切なのかなと。

人さまの前で話すことはソリューションの一つのはずだし。

 

長々と書いちゃったけど今日の雑感。いい気づきだった。

 

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投稿者プロフィール

代表:文 美月
代表:文 美月監修者
株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は長風呂。