市場シェアと、心のシェア。



代表の文美月です。

 

SDGs=成長放棄、みたいに解釈する人がいます。

 

いえ、経済性はやはり必要だと思います。

8番目のゴールはまさにそれですよね。

 

でも経済性だけではなく社会性も備えていなければ、もう長くは続きません。

地球も、応援してくれる人の気持ちも。

 

たとえば今、私がゼロから起業をしたとして。

 

もしどこかの国で不当に児童労働をさせた結果、

大量に激安のお洋服を作れたとしたら、社会から支持されるでしょうか。

 

環境を大量破壊しながら

ものすごく便利なインフラを作ったら絶賛されるでしょうか。

極端な例ですけど。

 

 

一昨年の節分で、恵方巻の大量廃棄が問題になりましたが、

今年のファミマはうなぎを予約制にしたところ加盟店の利益があがったそうです。

 

これは右肩上がりの売上(利益ではなく売上)をひたすら目指してきた、

拡大志向の資本主義に限界がきたという意味。

 

 

ビジネスモデルは、常に新しい時代にあわせて

組み変わりながら、成長・進化していきます。

 

廃棄が減ると、

最初に用意する材料や人件費も、

廃棄にかかったはずのエネルギーも減ります。

 

これは働き方改革にもつながります。

 

いろんな商慣習が各業界にありますから

「これがベストだ」とは言えませんが、

 

ベターな選択肢の一つにはなりえると思います。

投稿者プロフィール

代表:文 美月
代表:文 美月監修者
株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は長風呂。