こんにちは、ウェブ担当の前川です。
先日、大阪府が主催する、
食品ロス削減セミナーに参加してきました。
テーマは「飲食店での食べ残しのスマートなお持ち帰り」
お持ち帰り制度を進めるうえで、
持ち帰ってもらう店舗側・持ち帰る消費者側
それぞれに課題・責任があります。
店舗側の一番の不安材料は
「持ち帰った料理が原因で、食中毒が発生する危険性がある」
日本の衛生管理は世界的にもトップレベルです。
飲食店側は、お客様に安全に食べていただくために、あらゆる問題を
クリアにして、調理、提供されています。
店舗内での安全は自信をもって保証されていますが、
持ち帰ってしまって時間の経過した料理に対しての保証は確約できません。
調理後の経過時間、保存状態、それぞれ異なるからです。
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消費者側がお持ち帰りを当たり前にするには
・持ち帰ることは恥ずかしいことではない。
・店から持ち帰った料理の取り扱いに関しては、自己責任である。
この二つをきちんと認識をすることに尽きます。
消費者が自己責任であると認識すれば、
飲食店側も今よりも気軽に持ち帰りに応じることができます。
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今回講義いただいたのは、この分野で活躍されている、
愛知工業大学経営学部 小林富雄教授。
店舗側に持ち帰りを推進すると共に、
消費者側に、自己責任であると認識させる
活動をされています。
また、教授は、持ち帰りする行為自体を
オシャレでスマートなものであると意識改革することが
とても重要であるともお話されていました。
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実は今回、小林教授は持ち帰りの際に使う「ドギーバッグ」
のお話をされたのですが、ロスゼロでおなじみの、
高校生ライター「PlantPitty」の活動のご紹介をされました!
なんと、彼女たちと交流もお持ちとのこと!!
(まさか、湘南での彼女たちの活動を名古屋の教授から大阪で
聞くことになるとは驚きです。)
彼女たちは地元湘南地区で、飲食店一軒一軒に
ドギーバッグ制度の取り入れを依頼。
了承を得た店舗にドギーバッグ推進のステッカーを
貼ってもらっていること。
そして持ち帰りは自己責任だと、消費者に問いかけていること。
彼女たちの行動力は素晴らしい!とお話されました。
(PlantPittyのドギーバッグブログはこちら)
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この、Z世代ともいわれる若い彼女たちには
驚くほどの積極性と行動力、
そして自分たちの未来へ危機感があります。
彼女たちの行動は、世界の、日本の食品ロス削減対策としては
本当に小さいものかもしれません。
でも、何もしないと1ミリも変わらない。
自分たちのできることからどんどん取り組んでいく。
彼女たちは「地元から国、世界へと少しずつでもつなげていきたい」
そう言っています。
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私たち大人が、見習わないわけにはいきません。
「未来への危機感」
もう少しスピードアップして進んでいきましょう!
まずは、お持ち帰りをスマートに自己責任で^^
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PlantPitty の活動を報告しています。
フォローしてくださいね!!
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ロスゼロでは「ロスゼロ食堂」というイベントを
不定期で開催しています。
こちらは、「もったいない食材を最後までみんなで美味しく食べようという」
テーマで、食品ロス予備軍になっている食材を使った食事を提供し、
食品ロスについてプチ講座を行っております。
食品ロスを知るきっかけに、お気軽に遊びに来てください。
次回予定は
3/15(日)大阪府堺市 フレンチレストラン レ・フレール
詳細については、現在調整中です。
2月11日以降にこちらのページより詳細・ご予約をご案内いたします。
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ロスゼロは、食品加工メーカーで様々な原因によって発生する
食品ロス予備軍を直接消費者や企業につなげ
食品ロス(フードロス)の削減を目指す通販サイトです。
日本に溢れる「もったいない」を
ネット通販を通じ、より気軽に、よりポジティブに削減し、
次の笑顔へつなげる取り組みを行っています。
また、ロスゼロはSDGs12番「つくる責任・つかう責任」を
メインとして取り組んでいます。
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