こんにちは。
学生インターンの上野です。
あなたは、
【世界がもし100人の村だったら52人が女性です。48人が男性です。】
このような文章をみたことがありますか?
ロスゼロブログには
とてもわかりやすく勉強になる
記事を取り揃えていますが、
今回は、そういった内容から少し離れ
環境問題や社会問題に対する興味関心を
きっと後押ししてくれる
「世界がもし100人の村だったら」
についてお話したいと思います!
「世界がもし100人の村だったら」とは
(撮影者:上野)
「世界がもし100人の村だったら」とは
そもそも何なのか。
現在はこのように書籍化されたりも
していますが、はじまりはある小文でした。
アメリカの、ドネラ・メドウスという教授が
1990年、世界を1000人の村にたとえ
「村の現状報告」として
人種、経済、政治、宗教などについてを
説明した小文を発表しました。
この文章が、チェーンメールのようにして
内容が付け足されたり、削除されたり
しながら、また1000人が100人となり
世界的に広まっていきました。
これが、現在の
「世界がもし100人の村だったら」です。
【世界がもし100人の村だったら70人が有色人種で、30人が白人です。】
このように、
数字が小さいので身近で想像しやすく
わかりやすいですよね。
そこで今回は食品ロスにも関係する
食や富についての項目を
取り上げてみたいと思います。
世界が100人の村だったら栄養は?
【20人は栄養がじゅうぶんではなく、1人は死にそうなほどです。でも15人は太りすぎです】
現在日本では、
肥満が原因となる生活習慣病の
患者が増加している傾向にあります。
また、そうでなくても
ほとんどの人が生きるために
十分な食事をとっていることだと思います。
私たちは、栄養不足や飢餓で苦しむ20人よりも
恵まれているということになります。
SDGsの2番目にも
「飢餓をゼロに」という
目標が設定されています。
飢餓で苦しむ人がいる一方、
私たちの国では
食糧に溢れ、廃棄している。
とても、矛盾していますよね。
世界が100人の村だったら富は?
【すべての富のうち6人が59%をもっていて、みんなアメリカ合衆国の人です。74人が39%を、20人がたったの2%を分け合っています】
【すべてのエネルギーのうち20人が80%を使い、80人が20%を分け合っています】
この文章を初めてみたときは
本当にショックを受けました。
所有する財産や使用しているエネルギーに
差があることは理解していましたが
こうしてわかりやすい数字としてみると
あまりの格差に言葉を失います。
また、SDGs7番目の目標
「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」
では、発展途上国のエネルギー状況での課題解決
についても触れられています。
日本のエネルギー事情についてはこちらでも
ロスゼロブログ SDGとは何か?⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
このように、
食品ロスをなくさなければならない
環境に配慮しなければならない
自分たちはとても恵まれている
わかってはいても
なかなか具体的にイメージを掴むのは
難しいですよね。
そんな時に「世界がもし100人の村だったら」
が、その手助けしてくれればと思います。
広い視野で世界をみること
日本で暮らしていると
なかなか気づかないこと
知らないこと
知らない方が幸せだったなと思うこと
がたくさんあります。
しかし、世界では今どんな事が起こっているのか
視野を広く、知ろうとすることは
とても大切なことだと私は思います。
今回紹介した内容以外にも
ジェンダー、教養、戦争や拷問、宗教、
このような視点からみた世界についても
書かれています。
これらは、
「世界がもし100人の村だったら」 で
ネットやyoutubeなどで検索すると、
全文読むことができます。
100人村の全文
https://www.apa-apa.net/kok/news/kok214-2.htm
また、この文章をもとに作成された
ドキュメンタリー番組があります。
「予防接種を受けることができず歩く力を失った少年」
「少年兵として最前線でたかかう少年」
など、思わず目を背けたくなる内容ですが
少しでも気になった方は
是非1度、ご覧になってください。
(レンタルショップなどで観ることができます。)
ロスゼロブログで何度も取り上げられている
SDGsや、環境問題、食糧問題
についてより深く、積極的に
知りたくなる、学びたくなる
そんなきっかけになるはずです。
今回は私が環境問題・社会問題に
興味をもつきっかけとなった
世界がもし100人の村だったらについてお話させていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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ロスゼロは、食品加工メーカーで様々な原因によって発生する
食品ロス予備軍を直接消費者や企業につなげ
食品ロス(フードロス)の削減を目指す通販サイトです。
日本に溢れる「もったいない」を
ネット通販を通じ、より気軽に、よりポジティブに削減し、
次の笑顔へつなげる取り組みを行っています。
また、ロスゼロはSDGs12番「つくる責任・つかう責任」を
メインとして取り組んでいます。
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