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料理中の食品ロスを減らそう!

公開日: 更新日:2023.09.28
料理中の食品ロスを減らそう!

こんにちは、sayoです。

 

現在兵庫の大学に通っており、大学では栄養について学んでおります。

 

よろしくお願いします!

 

 

早速ですが、みなさんは廃棄に気を付けながら食材を調理したことはありますか?

 

現在、国内で本来食べられるのに捨てられる食品の量は年間522万トンになっており、これは日本人1人当たりが毎日お茶碗1杯分のごはんを捨てているのと近い量になっています。

 

(引用:食品ロスとは:農林水産省 (maff.go.jp))

 

 

ですが、最近はコロナの影響で皆さんの生活様態が変化し、食品ロスに対する意識が高まっています。

 

食品ロスの認知率が、5年前は73.4%であったのに対し現在は98.0%と約25%も上昇しています。

 

 

また、月に1回以上食品・食材を捨ててしまっているご家庭の割合は半年前は61.9%であったのに対して今は59.0%と2.9%も減少しています。

 

(引用:食品ロスに関するアンケート調査結果(第四回)

消費者の意識に関する調査結果報告書)

 

 

食品ロスの認識はあっても、実際は「自分ができることはあるのかな…」「食品ロス対策なんて大変そう…」そう思われている方も多いのではないでしょうか?

 

 

実は誰でも簡単にロス対策ができてしまうんです!

 

そこで今回は、廃棄がでる原因、廃棄の出やすい食材それに対する調理の仕方をご紹介したいと思います。

 

 

廃棄しがちな食材たち


 

最近捨ててしまった食品・食材で多く挙げられているのが大根やみかん、牛乳などです。

 

大根は調理する際、皮や葉を使わず捨ててしまう人が多いので廃棄の多い食材として挙げられると考えられます。

 

 

実は、大根はよく洗えば皮ごと調理することができますし、皮をむいて食べる場合でも、残った皮に火を通して千切りにすればきんぴらとして使い切ることができます。

 

 

また、大根の葉は刻んでナムルにしたり、味噌汁の具材にしたりできます。

 

みかんとみかんの皮

 

他にも、みかんの皮は普段むいて捨てちゃいますよね、、、

 

実はみかんの皮も様々な活用方法があるのです!

 

 

みかんの皮にはリモネンという消臭効果のある成分が含まれており、剥いた皮を下駄箱やトイレなどの臭いが気になる場所に置いておくだけで消臭することができちゃいます。

 

 

また、汚れを落としツヤを出すクエン酸という成分もあり、皮をそのまま擦って掃除をするときに使うこともできます。

 

 

賞味期限からどれくらい持つ?


 

牛乳や卵は生で食べることが多いので賞味期限が近付いて焦る方も多いと思います。

 

 

私も一人暮らしをしているので、気づいたら賞味期限を過ぎていることが多くよく絶望した気持ちになります、、、

 

 

ここで賞味期限についてですが、賞味期限とは美味しく食べることができる期限のことをいうので、この期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるというわけではありません。

牛乳をコップに注いでいる

 

未開封の牛乳であれば、冷蔵庫に保存していれば賞味期限から1週間程度なら飲んでも構いません。

 

 

開封後2,3日を過ぎて臭いや見た目に異常のない場合であれば、しっかりと沸騰寸前まで火を通していろいろな料理に活用してみてください。

 

(開封してしまうと空気中の細菌が入ってきてしまうので期限の日付は無効になってしまいます。)

 

 

次に卵に関してですが、卵のパックに記載されている賞味期限は、「生食できる期限」を示したものです。

 

したがって加熱調理を行えば長い間食べることが可能です。

 

 

ちなみに、新しい卵の場合、中身に多くの炭酸ガスが含まれており、茹でた後に殻を剥きにくくなるので、古い卵の方が炭酸が放出され、殻を剥きやすくなります!

 

(引用元:

牛乳は賞味期限が切れても飲めるの?未開封と開封後で期限が違う!?|暮らしニスタ

卵の賞味期限はいつまで? 加熱すればOK? 疑問を徹底解説!)

 

 

このように、皆さん自身で食材の普段廃棄する部分を新しい活用法で使ってみたり、賞味期限の切れた食材でも火を通して使用したりと、食材の廃棄もそれに対する罪悪感もなくして心地よい生活を過ごしてみませんか?

 

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