SDGsとは何か?~③すべての人に健康と福祉を~日本の自殺の現状


SDGs

こんにちは、広報の山口です。

 

最近スーパーに行った時の話ですが、

店内放送で”SDGs”というキーワードが流れてきて

「広がってきているなぁ🤔」と嬉しくなりました!

 

皆さんもスーパーやお店を訪れた際には

ぜひ注目して聞いてみてください😊

 

さてさて今回は3番目の目標である

”すべての人に健康と福祉を”についてお送りします✍

 

いろいろな年代の影絵

 

意外かもしれませんが日本の若者の死亡理由1位は

ガンなどの病気。

ではなく”自殺”なのです。

 

世界と比較してみても、、、

<10万人あたりの自殺者数>

10万人あたりの自殺者数

自殺を予防する 自殺予防総合センターより作成)

 

え!Σ(・□・;)

 

先進国として比較的裕福な日本にもかかわらず、

世界の平均の2倍以上という結果です。

 

一体なぜなのでしょう?

 

そこで

Z世代(1990年代後半~に生まれた若者)にこんな質問をしてみました.。

 

Q卒業後の将来について考えると、どんな気持ちになりますか?

 

アンサー👉👉👉

Z世代の将来への気持ち

教室でのZ世代/Adobeより作成)

 

日本は他国と比べてマイナスな気持ちが目立ちます。

 

他の3カ国は”わくわく🎵”や”自信👊”など

未来を明るく見据えていますが、

日本は将来に対して希望を持てない若者が非常に多いですね。

 

私の友達も就活の時期になり、

将来について話しているとプラスの言葉より

マイナスの言葉を聞くこととが多くなったように思います。

 

年齢別自殺者数のグラフ

若年層の自殺をめぐる状況 -厚生労働省より作成)

 

そして20代のグラフが高くなっている通り

自殺”が若者の最大の死因なのです。

 

20代の自殺の理由は

勤務問題(長時間労働による過労死など)”が増加傾向にあります。

若年層の自殺をめぐる状況

最近世の中で叫ばれている「働き方改革」の背景にも

若者の自殺があるのです⚠️

 

自宅オフィス

 

そして自殺につながるものには自殺念慮という考え方があります。

あまり知られていない言葉ですよね。

 

自殺念慮とは”自殺について思いをめぐらすこと”をいい

具体的な計画性が伴えばいつでも自殺してしまう危険な状態です⚠

 

自殺念慮に関する調査グラフ

日本財団自殺意識調査2016 より作成)

 

グラフの示す通り

自殺念慮の経験のある若者も多数いることが分かっています。

 

私も自殺念慮まではいきませんが、

バイトや大学でいろんな人と関わるにおいて

進路や自分の個性の生かし方など人生について

たくさん考えるようになりました🤔

 

世界には生まれたこども👫のうち10人に1人

5歳の誕生日を迎えられず命を落としている国がいくつもあります🌎

(未来を変える目標SDGsアイディアブック 

編者 一般社団法人Think the Earth)

 

生きたくても経済面や国の情勢などの理由で

生きたくても生きることができない人もいる中

自ら命を落としてしまうというのは悲しいですね。

 

アルファベットとミニチュアフィギュア

 

しかし、自殺念慮を乗り越えた人もたくさんいます!

どのようにして乗り越えてたのでしょう?

 

こんな調査結果が出ています。

 

自殺の乗り越え方👉👉👉

・趣味や仕事など他のことできをまぎらわせる

・家族や友人、職場の身近な人に悩みを聞いてもらう

・出来るだけ休養を取る

・医師やカウンセラーなどの心の健康に関する専門家に相談する

平成28年度自殺対策に関する意識調査

 

中でも多くの人の自殺の乗り越え方は「身近な人に相談する」だそうです。

 

実際に乗り越えた方の意見なので

悩んでいる人や困っている人が近くにいる方は参考にしてみてください💡

 

それでは相談相手のグラフを見てみましょう👫

相談する相手のグラフ

(日本財団 「いじめ」、「不登校」経験も強く関連。そのとき相談する相手は誰?)

 

両親に次いで友人や恋人が多いようです。

信頼できる人には話しやすいということですね。

 

私も悩んだときは一人で抱え込まず

母に話を聞いてもらって気持ちをスッキリ☁させています!

 

あれ、ちょっと待って?😲

ということは、あなたも相談される可能性があるのでは⁉︎

 

SDGs③の目標は「すべての人に健康と福祉を」です。

 

実は相談する側・される側、どちらにも心のケアが必要です💕

 

実際、身近な人の自殺を体験し、

自殺を考えた人、自殺未遂をした人が存在します。

自殺未遂の有無のグラフ自殺念慮の有無グラフ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本財団自殺意識調査2016(結果概要)

 

原因は、

・共感と同調の区別ができない

・自分自身の心にゆとりがない

・自分を犠牲にしてしまっている

などがあります。

 

相談に乗る人にも力がなければ、

問題の解決につながらないだけでなく、

その人自身にも影響が出てしまいます。

 

悩みを相談するのは1人だけ。

ではなく、いろんな人に話を聞いてもらうと、

心にまた新しい風が吹くかもしれません🌈

または何か没頭できることを探すなどをしても良いですね!

 

相談する場所も過ごしよく雰囲気をよくすることで

相談する側もされる側も気分良くなる環境をつくる事も大切だと思います😊

 

 

一人でも多くの人が希望を持ち、

キラキラ✨して過ごす人が増えると素敵だな😊と思います。

 

SDGs3つ目の目標は”すべての人に健康と福祉を”ですが、

今回ご紹介したように、あなたがもし困っていたり、

または身近に悩んでいる人がいる方はぜひ参考にしてみてください ✏

みなさんもSDGsアクション、考えてみてください。

 

 最後までお読みいただきありがとうございます😊

 

 次回もSDGsシリーズをお送りします!

SDGs関連ブログはこちら👉

①貧困をなくそう

②飢餓をゼロに

③すべての人に健康と福祉を

質の高い教育をみんなに

⑤ジェンダー平等を実現しようpart1

⑤ジェンダー平等を実現しようpart2

⑥安全な水とトイレを世界中に

⑦エネルギーをみんなにそしてクリーンに

⑧働きがいも経済成長も

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食品ロス予備軍を直接消費者や企業につなげ

食品ロス(フードロス)の削減を目指す通販サイトです。 

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ネット通販を通じ、より気軽に、よりポジティブに削減し、

次の笑顔へつなげる取り組みを行っています。

  また、ロスゼロはSDGs12番「つくる責任・つかう責任」を

メインとして取り組んでいます。

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投稿者プロフィール

広報:山口
大阪の大学に通っています。お肉とチョコレートが好きで、好きなものをべたらすぐに機嫌が直ります。周りの人には扱いやすいと言われます(笑)
2019年のWBCがおもしろくて野球に興味をもちました。
野球のルールブックを必死に読んでいて、アメリカに大谷翔平を見にいく事が今の楽しみです

----------【監修者:文 美月】----------

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は長風呂。