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生ゴミの正しい捨て方!ビニール袋で捨てても大丈夫?

公開日: 更新日:2024.03.06
生ゴミの正しい捨て方!ビニール袋で捨てても大丈夫?

生活の中で避けて通れない生ゴミの処理

実は生ごみは、ちょっとした工夫で環境に優しい資源に変えることができます
しかし、間違った方法で捨ててしまうと、悪臭や虫の発生、環境汚染などさまざまな問題を引き起こしてしまうのです。

特にビニール袋の使用は、便利さの裏でどんな影響をもたらしているのでしょうか?

生ゴミの正しい捨て方と、環境に優しい生活を送るためのヒントをご紹介します。


生ゴミ発生後は何時間で臭いが気になる?

生ごみ


生ゴミ発生後はどれぐらいで臭いが気になる?

生ごみが悪臭を発生したり、虫が発生したりする具体的な時間は、その生ごみの種類、気温、湿度などの環境条件によります。

しかし、一般的には、温かい季節や湿度が高い環境では、生ごみを放置しておくと数時間以内に悪臭が発生し、24時間から48時間以内には虫が発生する可能性が高まります。

なお、生ごみの悪臭や虫の発生を防ぐためには、生ごみをできるだけ早く処理することが重要です。その際、生ごみを新聞紙などで包んだり、冷蔵庫で一時的に保管するなどして、悪臭や虫の発生を遅らせることも可能です。


生ゴミに虫が発生する理由は?

生ゴミに虫がたかる理由は、虫がそのゴミを食べるためです。

生ゴミには有機物が含まれており、これは虫にとっての重要な栄養源です。特に果物や野菜の残さ、肉や魚のくず、パンのくずなどは虫にとって非常に魅力的な食べ物です。

これらの虫は生ゴミを分解する役割を果たし、自然の循環を促進します。ただし、生ゴミが室内にある場合、虫の発生を制御するためにゴミ箱に適切に処理することが重要です。


生ごみの正しい捨て方

折り重なっている新聞紙


生ごみは水分をできる限り除去したうえで、専用の袋に入れ、指定された日に出します。肉や魚の骨は包装し、腐敗を防ぐために密閉しましょう。

特に、水分対策が鍵となる部分です。野菜の適切な水気の処理を行うことで燃えるゴミとして出す場合の化石燃料の消費を抑えることができます。環境に優しいゴミ袋の活用を心がけましょう。


水分対策①:キッチンペーパー

野菜の水分は、生ゴミ処理において重要な要素です。水分が多いと、悪臭が発生しやすくなるため、適切な処理が必要です。

野菜の水分処理として、料理後の野菜くずや果物の皮は、キッチンペーパーでしっかりと水分を取ることが効果的です。また、生ゴミを分別する際に、水気の多いものと少ないものを分けて保管することも対策として有効です。

水分対策②:新聞紙を使った生ゴミ処理

新聞紙は生ゴミ処理に適した素材です。吸水性が高く、生ゴミの水分をしっかりと吸収してくれます。

新聞紙を使った方法としては、生ゴミの周りに新聞紙を巻いて包み、その上からさらに新聞紙でくるむことが効果的です。また、ゴミ箱の底に新聞紙を敷くことで、漏れた水分を吸収し、清潔に保つことができます。


水分対策③:天日干し

生ごみを天気の良い日に天日干しすると水分が蒸発することで、減量・悪臭の防止・害虫の発生防止につながります。

ただし、生ごみを天日干しする際は、衛生面や近隣への配慮が必要です。地域のガイドラインに従いましょう。


環境に優しいゴミ袋の活用

環境に配慮した生ゴミ処理には、ポリ袋の代替品として環境に優しいゴミ袋を使用することが推奨されます。

バイオデグラダブル袋は、自然界で分解される素材で作られており、環境負荷が低いです。また、コンポスト用の袋は、堆肥化されることを前提に設計されているため、生ゴミ処理に適しています。

これらの袋を使用することで、環境に優しい生活を実現できます。


生ゴミの臭い対策:ビニール袋を使うメリット

生ごみが入った三角コーナー

シンク周りの三角コーナーの臭い対策

シンク周りの三角コーナーは、生ゴミの臭い発生源となりがちです。臭い対策として、三角コーナーにビニール袋を敷くことで、生ゴミが直接シンクに触れず、清潔に保つことができます。

また、ビニール袋を使うことで、生ゴミの回収が容易になり、清掃時に発生する悪臭を軽減することができます。定期的にビニール袋を交換することで、臭い対策をより効果的に行うことが可能です。


ゴミ箱の清潔さ維持

ゴミ箱内にビニール袋を使用することで、生ゴミの汚れや臭いがゴミ箱に付着するのを防ぎ、清潔さを維持することができます。

ビニール袋を選ぶ際には、耐久性があり、漏れにくいものを選ぶことが重要です。また、ビニール袋が詰まらないよう、適度な間隔で交換し、ゴミ箱をこまめに拭くことも清潔さ維持に効果的です。


ゴミ袋の放置で発生する悪臭を最小限に抑える方法

生ゴミが放置される時間が長くなるほど、悪臭が発生しやすくなります。ビニール袋を使って生ゴミを保管する際には、短時間でゴミを回収・処分することが望ましいです。

また、家庭内で生ゴミを分別し、発酵しやすい食材を別の袋に入れて保管することで、悪臭の発生を最小限に抑えることができます。適切なゴミの管理方法を実践し、快適な生活空間を保ちましょう。


地域別生ゴミ処理ルール:ビニール袋使用の可否

ゴミを集めるゴミ収集車


各自治体のゴミ処理ルール:ビニール袋使用のガイドライン

日本全国の各自治体には、それぞれ独自のゴミ処理ルールが存在しています。ビニール袋の使用に関しても、自治体によっては透明なものを求める場合や、特定の色やサイズの袋を指定する場合があります。

例えば、東京都では生ゴミには透明な袋を使用することが推奨されています。また、一部の自治体では、生ゴミのビニール袋使用が禁止されていることもあります。自分が住む地域のルールを把握し、適切なゴミ処理方法を実践しましょう。


閉じすぎないビニール袋:ゴミ箱内での生ゴミ保管

生ゴミをビニール袋に入れる際、袋を完全に閉じすぎると、ゴミ箱内で発酵が進み、悪臭やカビの原因となります。

適切な方法として、袋の口を少し開けておくことで、ゴミの発酵が抑制され、生ゴミ特有の臭いも最小限に抑えることができます。また、ゴミ箱には活性炭や消臭剤を使用することで、さらに臭い対策を強化できます。


生ゴミのビニール袋処分による環境への影響とは?

ビニール袋に入った野菜


ビニール袋の活用で臭い対策が可能と記載しましたが、環境に影響を与えるデメリットにも目を向ける必要があります。


ビニール袋の原材料

よくスーパーでもらえるビニール袋は、一般的にはポリエチレンという素材でできたポリ袋のことを指します。ポリエチレンは燃える際にダイオキシンの発生がないので、可燃ごみに分類されます。ただし、ひどく汚れている場合は不燃ごみになることもあります。

しかし、ビニール袋と呼ばれるものの中には、ポリ塩化ビニルという素材でできたものもあります。ポリ塩化ビニルは塩素を含むため、燃やすと有害ガスが発生します。そのため、不燃ごみに分類されることが多いです。

見分け方としては、ポリエステルは光沢があり、滑らかでしなやかな感触がします。ポリ塩化ビニルは光沢が少なく、硬くてべたつく感触がします。


ビニール袋の環境への悪影響

ビニール袋は石油由来であり、製造時に多くのエネルギーが消費されるため、環境負荷が高いとされています。また、分解されにくく、海洋プラスチックとして海洋生物に悪影響を与えることが指摘されています。

海洋に捨てられたプラスチックは、生物の生息環境を脅かすだけでなく、微細なプラスチック粒子となって食物連鎖を通じて私たちの食卓にも上がってきます。

ビニール袋は何度も繰り返し使うようにして、 不要になった場合は適切に処分するようにしましょう。


水切りをしないで生ごみを焼却処分した時に発生する環境への影響

生ゴミは水分を大量に含んでいるため、そのまま焼却すると燃焼効率が低下し、二酸化炭素や有害物質の排出量が増える可能性があります。

さらに、ビニール袋に包まれたまま焼却されると、ダイオキシンなどの有害物質の発生源となり得ます。このような状況を改善するためには、生ゴミの水切りや堆肥化など、新たな廃棄物処理方法を探求することが求められています。


環境に優しい生活:ビニール袋の正しい使い方と代替品

生ごみとコンポスト


生ゴミ処理の環境意識向上:持続可能な生活への取り組み

環境に配慮した生ゴミ処理は、持続可能な生活を目指す上で重要です。具体的には、生ゴミの分別や適切なビニール袋の使用方法、リサイクル活動に積極的に取り組むことが求められます。

さらに、家庭内でのコンポストやバイオガスの利用も、環境負荷を軽減する効果が期待できます。こうした取り組みにより、地球環境の保護に貢献できる生活を実現しましょう。


エコライフの実践:環境に優しい生活道具の選択

エコライフを実践する上で、環境に優しい生活道具の選択が重要です。ビニール袋の代替品として、再利用可能なエコバッグや生ゴミ専用処理容器を活用することで、環境負荷を軽減できます。

また、日常生活で使う消耗品や家電製品についても、環境に配慮した製品を選ぶことが求められます。エコライフの実践を通じて、持続可能な地球環境に貢献しましょう。


私たち一人ひとりの小さな行動が、持続可能な環境への大きな一歩となります。

ビニール袋の代替品にも目を向けることで、SDGsの目標12 "持続可能な消費と生産態様を確保する"に貢献しましょう。 



ビニール袋は便利ですが、環境への負荷が大きいため、使用量を減らすことが大切です。

生ゴミの処理は日常生活の小さな一歩ですが、地球環境にとって大きな意味を持ちます。

環境に優しい生活は、今日からあなたの手で。





 

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この記事を書いた人

中山

地球を愛する料理研究家であり、SDGsと食品ロスに情熱を傾けるライターです。食品ロス削減を通じて、環境保護と健康的な食生活の両立を促進し、持続可能な社会の実現を目指しています。趣味は家庭菜園。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。